椎間板ヘルニアの治療の中でも、「体に負担の少ない」 「傷口も殆ど残らない」「日帰り手術」として注目を浴びているPLDD。
従来の手術方法に比べて、患者さんの肉体的、精神的負担が少なく、画期的な治療法ですが、PLDD法の認知度はその効果に比べてまだまだ低いといえます。
PLDDには、適応・不適応もあり、確かな診断と経験豊かな医師の技術が必要です。
PLDDの効果や特徴など、正しい情報の上、治療を検討してください。
PLDDとは?
PLDD(Percutaneous LASER Disc Decompression)とは、
- Percutaneous 【経皮】
- Laser 【レーザー】
- Disk 【椎間板】
- Decompression 【減圧】
の略で、日本語で「経皮的レーザー椎間板髄核減圧術」といい、レーザーによる椎間板ヘルニアの治療のことです。

- PLDDは、レーザーによる組織蒸散という方法を利用しています。
PLDD治療の仕組みはまず、椎間板そのものに針を刺して、そこからレーザーを放出させます。レーザーを照射することで椎間板の中に小さな空洞を作り、その空洞に飛び出ていたヘルニアが引っ込み、痛みやしびれの症状がなくなります。
簡単に説明すると、局所麻酔を打ち、背中から針を通してレーザーを照射するだけなのです。
もちろん、どれくらいの強さで、どれくらいの長さレーザーを照射すればいいのか、的確に問題のある椎間板に針を通すことができるか、といった熟練の腕は必要です。しかし患者さんにかかる負担は、切開手術の比ではありません。
PLDDのメリット

- 効果が現れる期間には個人差があり、ケースは様々ですが、実際に当院でPLDDを受けられた82%の方に改善がみられました。
残念ながら場合によっては、切開手術をして症状をとる必要がありますが、このような可能性がある場合は、前もって患者さんにお話しします。適切な場所に、適度な蒸散を行うと(これは熟練の技ですが)、予想に反してPLDDだけで高い効果を発揮する場合も少なくありません。 
- PLDDの手術自体は5分〜10分。全治療時間は約15分ほどです。

- 切開しないことで体への負担を劇的に減らすことができます。
出血もほとんどなく、もちろん縫合などの作業もないため、体に傷が残りません。 
- 全身麻酔を必要としないので安心です。
また、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などの方でも手術可能 です。 
- ヘルニアが引っ込む速度によって、効果が現れる速度も変わってきます。
これは患者さんの体質や、ヘルニアの重度などによって様々です。
- 手術をした直後から効果が現れ、痛みやしびれが取れた

- 術後1週間でだんだんと痛みやしびれが取れた方

- 痛みやしびれが取れるまで1ヶ月ほどかかった方

全体の約40%が、術後すぐに効果があらわれています。
だいたい3ヵ月以内で症状が改善する方が多いのですが、半年ほどかけて、ゆっくりと症状が改善するケースもあります。
切開手術とPLDDの違い
レーザー手術の前に2,3回、手術当日は2時間もあれば退院することができます。
具体的に、通常の手術と、PLDDの手術の経緯の違いを比べてみましょう。
| 切開手術 | PLDD | |||||||||||
| 手術時間 | 1〜2時間 | 15分 | ||||||||||
| 麻酔の種類 | 全身麻酔 | 局所麻酔 | ||||||||||
| 術後の安静時間 | 1週間 | 1時間 | ||||||||||
| 入院期間 | 1ヵ月 | 即日帰宅が可能 | ||||||||||
| 術後の制約など | リハビリが必要 |
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PLDD治療は保険適用外
現在、PLDDは最新の治療法のため、保険の対象外となっています。
詳しい費用・支払いなどについてはクリニックまでお問合せください。


