若い頃から割と激しい運動をしていたせいか、よくぎっくり腰にはなっていました。しかし特に慢性的に病院に通うといったことはなく、ぎっくり腰になるとカイロプラクティックに通って痛みを取っていたのです。
しかし10年ほど前、朝起きてズボンを履こうと思ってちょっとかがんだ瞬間、激痛が腰から背中にビリビリっと走り、それから立てなくなってしまいました。それから2,3日、まったく身体が動かせず、寝たきりで過ごしましたが、痛みは引くことがなく、良くなりません。病院に行くと、入院した方がいいだろうと言われました。
それから20日くらい、牽引したりブロック注射を打ったりと、いろいろ治療を試みたのですが、完治には至りませんでした。医者から切開手術のリスクなどについて聞いてはいたのですが、思い切って手術を受けることにしたのです。
切開は、とても回復までに時間のかかり、リハビリには1ヶ月程かかります。しかも、突然襲ってきたあの痛みの記憶があるため、思い切ってリハビリに励むことができませんでした。そのせいか、ある程度動けるようになるまで、なんと1年もかかったのです。
手術前の検査で、腰椎椎間板ヘルニアが2カ所できていると言われていましたが、切開手術では一度に2カ所治療することはできず、とってもらったのはひとつだけ。
そのせいか、切開手術の後も、湿度が高かったり、寒い冬など、身体に負担のかかる季節には、左側の腰から尾てい骨のあたりまで、ズキズキするような痛みがずっと続いていました。
しかし、大がかりな手術をもう一度受ける勇気がなく悩んでいたところに、PLDDの手術を知ったのです。こうして私にとっては2度目のヘルニア手術となる、PLDDを受けることにしました。
手術前に、待合室で一緒になった患者さんは、「痛みはほとんどなかったですよ」と言っていたので安心していたのですが、麻酔をしたにも関わらず、レーザーファイバーを入れる時とても痛くて、看護師さんたちに身体を押さえてもらって手術をしました。痛みの感じ方には個人差があるようです。
手術後、先生には「1時間休んだら帰っていいですよ」と言われたのですが、とても不安だったので、3時間ほど休憩室で休んでいました。
「動いて帰っても差し支えないですよ」 と先生がおっしゃるので、どうせなら早く自宅に帰りたいと思い、痛みをこらえて新幹線で広島まで戻ったのです。
その後1週間経っても、腰に力が入らず、少し動こうとすると、腰が抜けてヘナヘナと倒れそうになってしまうような状態でした。痛みも変わらず続いていたため、痛み止めを処方してもらって、郵送で処方箋を送ってもらうなどの対応をしてもらいましたが、正直、最初は手術に失敗してしまったんじゃないかと不安にもなりました。
しかし、手術前にはおしっこがきちんと出ず、いつも膀胱がいっぱいのような不快感があったのが、すっかり取れ、身体の内部からズキズキとやってくるような神経痛も、なくなっていました。2週間もすると腰の痛みもどんどんなくなり、腰もしっかり据わるようになってきました。今では痛みもすっかり取れ、症状が出ることはないのですが、疲れがたまったなと思うと、念のため、こまめに安静にしたり、ストレッチをしています。
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