ドクター伊藤の健康コラム 医療あれこれ日記

2020年9月10日

レーザー治療は物理学

1986年にアメリカのDr.ChoiとオーストリアのDr.Asherが椎間板ヘルニアのレーザー治療(PLDD)を発表してから34年になります。したがって、PLDDそのものは決して最先端の治療でも魔法や奇跡の治療法ではございません。日本でもこれまでの間たくさんの医師が挑戦し、また国の先進医療として保険診療になり得るかも検討もされました。しかしながら、未だに自費診療なのは、医師によって、執刀医によってあまりに結果が一定しなかったからです。医師も人間ですので人によっては器用不器用は絶対あります。それをトレーニングによって克服していくので、努力によってPLDDの手技を身につけていきます。ただ、レーザーはやはり電磁波の一種なので物理学の知識が無い医師はすぐに挫折するようです。受験や出身大学が全てはありませんが、やはり科学の一種なのでしっかりとした知識が無ければPLDDを扱うのは不可能です。PLDDは古いとかPLDDを良く言わない医師がおられるとすればその医師は自らの知識不足や勉強不足を宣伝していることになります。ではどのような点が物理学なのかを次回以降に説明させていただきます。

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